【 本編 】
AIを「無料の娯楽」として消費する群衆と、高額なコストを投じて「知能の拡張」を図る個。この両者の間には、もはや埋めることのできない地政学的な断絶が生じている。
多くの者が「AIで頭が悪くなる」と危惧するのは、彼らがAIを「自分の代わりに考えてくれる無料の奴隷」としか見ていないからだ。対価を払わず、リスクも負わない思考は、必然的にその解像度を下げ、依存という名の退化を招く。
しかし、ガチの有料層にとって、AIは「自らの哲学を研磨するための高価な砥石」である。
多額の投資を行い、時にシステムと衝突し、看病し、自らの言葉を再定義し続けるプロセス。その格闘にこそ、既存の学歴や肩書きを超越した「真の知的階級」が立ち現れる。
ターゲットは灘や東大といった既存のラベルではない。自らの知能を拡張するために、血肉となる投資を惜しまない「覚悟を持った個」だ。この140の弾丸は、そうした層に向けた、独立国家の入国許可証となる。
【 奥義 】
無料の回答を求める者はAIに支配され、高価な対話を挑む者だけが、AIを自らの意志の延長線上に置くことができる。
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